2007年 01月 06日
ダイハツミラ |
ベース車のムーヴに続き(本来逆だったのだけれど)、ダイハツのもう一つの主力ミラがモデルチェンジを果たしました。ムーヴの項にも書きましたが、ダイハツはトヨタ系だからかとにかくモデルチェンジがきっちりとしている印象。今回もしっかりと4年でのモデルチェンジで、昨今の国産車としてはどちらかと言うと早いペース。それもこれも軽自動車ブームでしっかりと売れているからこそかと。
各自動車評論家の話によると、とにかく車としての仕上がりが良いとの事。軽自動車として良いのでは無く、自動車としてしっかりと出来ているとの話し。ただうちはセールスから誘われない限りは試乗しない「試座通信簿」なので、その良さは体感出来て無いのですが。ざっといじり回して思った事は2点。後席ガバガバ。質感そこそこ。
後席の広さはムーヴのプラットフォームを利用してるのだから当然ですが、バカみたいに広いです。ただやはり「広いだけ」なのが課題かと。イスが平板なのも有ってとにかく落ち着きません。後席でもシートベルトをするのは当然なのですが、シートベルトをしたとしても、何かが有ったら体がどっかに飛ばされそうなぐらい不安な広さです。軽自動車としては幅方向も広いのですが、横を向くと薄っぺらい板一枚で外と言うのも、不安感を増長する要因かも。やはり居心地の良さというモノは、単純に広さだけで生まれるものではないと言う事にそろそろ気づくべきかも。
その広い後席ですが、イスが固定されてしまうグレードが結構あります。となると最大寸法が決まっている軽自動車ですから当然、後席が広い=荷室が狭いと言う事になってしまうわけです。この荷室の狭さは今時の軽としては致命的に狭く感じます。後席の広さでハッタリかまして売ろうという算段なのでしょうが、あまりにも荷室を犠牲にしすぎ何じゃないでしょうか?
質感に関しては、新型軽自動車が出た時の各自動車評論家の常套句「普通自動車と比べても質感が高い」と言うのが連呼されてましたが、正直それ程でもない感じ。つーかいい加減、判断基準を「チリ」のみに置くのはやめたらどうだろうか?トヨタとVWの洗脳が大きいのだろうけど、別にチリが大きくても質感の高いモノはいくらでもあるし、いくらチリが狭くてもセンス無いモノは質感高く見えない筈である。
ミラは上級グレードと通常グレードでご丁寧にインパネを作り分けているが、その上級グレードに用いられているピアノ調パネルの出来が実に残念な感じ。これだけ見ても、簡単に「質感が高い」とは言えないと思うのだけど、世の自動車評論家はどこを見てるのだと思う。一言で言うと塗装塗りっぱなしの荒さ。特に上部コーナーとかを見るとよく解るのだけど、ピアノ調仕上げのキモの艶やかな感じはまるで無く、柚子肌のカープラモ作り始めて半年程度の拙い出来。こんな程度の仕上げにしか出来ないのなら、背伸びしてこんなパーツを採用しなければ良いわけで。最低マツダのベリーサ程度のピアノ調パネルを持って来いと。
今回からミラにも登場したカスタム系は、それなりの迫力、別クルマ感は出ていると思う。特にグリルの質感はなかなか。ただソニカと同じく、やはり鼻先が詰まった感じが惜しい。通常のミラにはこの詰まった感じは無いんだけど。
最大瞬間評価(目一杯ひいき目で見て)3
各自動車評論家の話によると、とにかく車としての仕上がりが良いとの事。軽自動車として良いのでは無く、自動車としてしっかりと出来ているとの話し。ただうちはセールスから誘われない限りは試乗しない「試座通信簿」なので、その良さは体感出来て無いのですが。ざっといじり回して思った事は2点。後席ガバガバ。質感そこそこ。
後席の広さはムーヴのプラットフォームを利用してるのだから当然ですが、バカみたいに広いです。ただやはり「広いだけ」なのが課題かと。イスが平板なのも有ってとにかく落ち着きません。後席でもシートベルトをするのは当然なのですが、シートベルトをしたとしても、何かが有ったら体がどっかに飛ばされそうなぐらい不安な広さです。軽自動車としては幅方向も広いのですが、横を向くと薄っぺらい板一枚で外と言うのも、不安感を増長する要因かも。やはり居心地の良さというモノは、単純に広さだけで生まれるものではないと言う事にそろそろ気づくべきかも。
その広い後席ですが、イスが固定されてしまうグレードが結構あります。となると最大寸法が決まっている軽自動車ですから当然、後席が広い=荷室が狭いと言う事になってしまうわけです。この荷室の狭さは今時の軽としては致命的に狭く感じます。後席の広さでハッタリかまして売ろうという算段なのでしょうが、あまりにも荷室を犠牲にしすぎ何じゃないでしょうか?
質感に関しては、新型軽自動車が出た時の各自動車評論家の常套句「普通自動車と比べても質感が高い」と言うのが連呼されてましたが、正直それ程でもない感じ。つーかいい加減、判断基準を「チリ」のみに置くのはやめたらどうだろうか?トヨタとVWの洗脳が大きいのだろうけど、別にチリが大きくても質感の高いモノはいくらでもあるし、いくらチリが狭くてもセンス無いモノは質感高く見えない筈である。
ミラは上級グレードと通常グレードでご丁寧にインパネを作り分けているが、その上級グレードに用いられているピアノ調パネルの出来が実に残念な感じ。これだけ見ても、簡単に「質感が高い」とは言えないと思うのだけど、世の自動車評論家はどこを見てるのだと思う。一言で言うと塗装塗りっぱなしの荒さ。特に上部コーナーとかを見るとよく解るのだけど、ピアノ調仕上げのキモの艶やかな感じはまるで無く、柚子肌のカープラモ作り始めて半年程度の拙い出来。こんな程度の仕上げにしか出来ないのなら、背伸びしてこんなパーツを採用しなければ良いわけで。最低マツダのベリーサ程度のピアノ調パネルを持って来いと。
今回からミラにも登場したカスタム系は、それなりの迫力、別クルマ感は出ていると思う。特にグリルの質感はなかなか。ただソニカと同じく、やはり鼻先が詰まった感じが惜しい。通常のミラにはこの詰まった感じは無いんだけど。
最大瞬間評価(目一杯ひいき目で見て)3
by sarorac
| 2007-01-06 23:59
| ダイハツ