2009年 01月 12日
ホンダアコード |
ホンダの上級車種(レジェンド、インスパイア)のラインナップが詰まっているという話しは以前書きましたが、新型アコードもその傾向に拍車を掛けるモデルチェンジとなりました。本来ならコロナ、ブルーバードクラスだったアコードが、2.4Lエンジン、ボディサイズも全長4.73メートル、幅1.84メートルと言うサイズになってしまいました。全長はともかく、この幅方向のバカ拡大はどうにかならないのでしょうか?
もっともホンダ的には、下からフィット、新型インサイト、シビック、アコード、インスパイア、レジェンドとラインナップの整合性は取れていると考えているのでしょうけど、上3台が大きすぎる上に、致命的に売れない現状では、何のために販売しているのか解らない状況です。
日本ではセダンなんかどうせ売れないので、欧米のおこぼれを日本に導入しているだけと言う事情は理解出来るのですが、それにしても無駄なサイズに無駄なラインナップだと思います。日本でどうせ売れないのならと、価格帯を上に移し、いわばニッチ層、輸入車を購入するような層にのみ絞り込んだのが今度のアコードなんでしょうけど、この世界的不況でそんな戦略が当たるとも思えません。現にBMW辺りは大幅な売れ行き減がささやかれています。
外観デザインは、先代のデザインに欧州車っぽい踏ん張り感をプラスしたもの。その踏ん張り代が素直に幅の拡大に繋がっている感じです。デザインのテーマ的には3代続けて同じようなテーマ。グリルからの流れをウェッジシェイプで引っ張り上げるありふれたデザインです。
個人的には先代セダンのデザインは好評価だったんですけど、国内では全く評価されず惨敗。それまで代々抜群に格好良かったワゴンも、先代はパッしない仕上がりの上に、ミニバンブームに巻き込まれ同じく惨敗。なのにも関わらず、同じようなデザインでモデルチェンジと言うのは理解に苦しみます(ヨーロッパでは好評だったんでしょうか?)。
ドアを開け中に入ってみると、どこかで見たホンダらしい空間が広がります。ただ得意の宇宙船方面にはあまり振られていないので、至極常識的な印象。ホンダとしてはクールなデザインにしたかったんでしょうけど、個人的にはもう少し暖かみが欲しいと思います。仕上がりはホンダ内装全盛期より一段落としてある感じですが、世の中の状況考えれば仕方無いですね。
上記クールな印象と繋がるのかもしれませんが、座ってみての感覚はタイト。少なくとも開放感みたいなものは有りません。特に後席の足下はこのサイズの車としては悲しくなるぐらい狭いです。レジェンドもそうですが、ホンダの上級車は二人乗りなのか?と思わされます(笑)。
多くのホンダディーラーでは、このアコードの隣に大概オデッセイも置いてあるわけです。アコードを見たらサイズ的に大差ないので、ついでにオデッセイも見ますよね。で、後席に座ったり、おもちゃっぽいけど派手なインパネとか見る。そりゃ普通オデッセイを買いますよ。少なくとも素人が乗って触って解る範囲で、アコードがオデッセイに勝ってると思える所はどこも有りません。
むしろアコードとオデッセイは統合しちゃえば良いと思うんですよね。今のオデッセイは基本日本仕様車ですし(中国には出してたかな?)、ワゴンみたいなミニバンなんですから。顔はオデッセイに統一すれば日本で定着に失敗した五角形グリルの縛りからも離れられます。アコードワゴンは廃止してオデッセイに。つまりセダンはアコード。ワゴン&ミニバンがアコードオデッセイに。元々初代オデッセイはアコードから急遽生み出した車だった訳ですしね。
とにかく今のホンダの上級車には全く魅力が有りません。いくら車としての出来が良くても、サイズ、デザインに問題が有りすぎます。ホンダが日本国内ではフルラインメーカーで無くなる日も近いのでは?そんな不安を感じさすアコードのモデルチェンジでした。
もっともホンダ的には、下からフィット、新型インサイト、シビック、アコード、インスパイア、レジェンドとラインナップの整合性は取れていると考えているのでしょうけど、上3台が大きすぎる上に、致命的に売れない現状では、何のために販売しているのか解らない状況です。
日本ではセダンなんかどうせ売れないので、欧米のおこぼれを日本に導入しているだけと言う事情は理解出来るのですが、それにしても無駄なサイズに無駄なラインナップだと思います。日本でどうせ売れないのならと、価格帯を上に移し、いわばニッチ層、輸入車を購入するような層にのみ絞り込んだのが今度のアコードなんでしょうけど、この世界的不況でそんな戦略が当たるとも思えません。現にBMW辺りは大幅な売れ行き減がささやかれています。
外観デザインは、先代のデザインに欧州車っぽい踏ん張り感をプラスしたもの。その踏ん張り代が素直に幅の拡大に繋がっている感じです。デザインのテーマ的には3代続けて同じようなテーマ。グリルからの流れをウェッジシェイプで引っ張り上げるありふれたデザインです。
個人的には先代セダンのデザインは好評価だったんですけど、国内では全く評価されず惨敗。それまで代々抜群に格好良かったワゴンも、先代はパッしない仕上がりの上に、ミニバンブームに巻き込まれ同じく惨敗。なのにも関わらず、同じようなデザインでモデルチェンジと言うのは理解に苦しみます(ヨーロッパでは好評だったんでしょうか?)。
ドアを開け中に入ってみると、どこかで見たホンダらしい空間が広がります。ただ得意の宇宙船方面にはあまり振られていないので、至極常識的な印象。ホンダとしてはクールなデザインにしたかったんでしょうけど、個人的にはもう少し暖かみが欲しいと思います。仕上がりはホンダ内装全盛期より一段落としてある感じですが、世の中の状況考えれば仕方無いですね。
上記クールな印象と繋がるのかもしれませんが、座ってみての感覚はタイト。少なくとも開放感みたいなものは有りません。特に後席の足下はこのサイズの車としては悲しくなるぐらい狭いです。レジェンドもそうですが、ホンダの上級車は二人乗りなのか?と思わされます(笑)。
多くのホンダディーラーでは、このアコードの隣に大概オデッセイも置いてあるわけです。アコードを見たらサイズ的に大差ないので、ついでにオデッセイも見ますよね。で、後席に座ったり、おもちゃっぽいけど派手なインパネとか見る。そりゃ普通オデッセイを買いますよ。少なくとも素人が乗って触って解る範囲で、アコードがオデッセイに勝ってると思える所はどこも有りません。
むしろアコードとオデッセイは統合しちゃえば良いと思うんですよね。今のオデッセイは基本日本仕様車ですし(中国には出してたかな?)、ワゴンみたいなミニバンなんですから。顔はオデッセイに統一すれば日本で定着に失敗した五角形グリルの縛りからも離れられます。アコードワゴンは廃止してオデッセイに。つまりセダンはアコード。ワゴン&ミニバンがアコードオデッセイに。元々初代オデッセイはアコードから急遽生み出した車だった訳ですしね。
とにかく今のホンダの上級車には全く魅力が有りません。いくら車としての出来が良くても、サイズ、デザインに問題が有りすぎます。ホンダが日本国内ではフルラインメーカーで無くなる日も近いのでは?そんな不安を感じさすアコードのモデルチェンジでした。
by sarorac
| 2009-01-12 23:33
| ホンダ