2006年 11月 14日
スズキセルボ |
スズキは軽中心メーカーらしく、代々ずーっと軽のスペシャリティーカーと言うモノを諦めずに作ってきました。途中のセルボモードだけは「セダン」でインチキじゃないかとも思いますが、フロンテクーペからセルボ、Keiまで時代時代に合わせたスペシャリティーカーを必ずラインナップに残してきたのは本当に偉いと思います。そんな中昨今の軽自動車ブームの追い風を受けて、SUV風のKeiに変わる(実際は変わらないんですが)本格的スペシャリティ軽として登場したのがこの懐かしい名前のセルボです。
前記したようにセルボモードはインチキだと思うので、実質2年間しか作られなかった3代目セルボ以来16年振りの、本格的スペシャリティカー復活となったわけですけど、残念ながらあんまりスペシャリティを感じさせません。ライバル車はダイハツソニカ、スバルR1辺りだと思いますが、その中で一番「只の軽ミニバン臭」を感じさせるアカ抜けないプロポーション、デザインだと思います。特にスズキとしては大変自信が有るらしいリア周りのデザインが、実に線が多くて猥雑に見え、なんだか数年前の韓国車に見えて仕方ありません。
全高低めのソニカ、リアウィンドーを思い切って寝かしたR1。共に見るからに只の軽自動車とは思わせないモノがそのプロポーションから伺えます。だけどセルボのそれはシルエットだけを見たら所詮ワンモーションミニバンでしかありません。適当にお面とお尻をいじって派手な姿を装っていますが、その実、スズキのいつものコスト優先主義、バカな日本人にはそこそこのモノで充分主義なやる気の無さが感じられます。
結局スズキは、箱のワゴンR、可愛いMRワゴンそして派手目なセルボと軽ミニバンの作り分けがしたかっただけなのかも知れません。そう言う意味ではSUV方向に振ってはいたが、遙かにKeiの方が「スペシャリティ」だったと思います。目先の変わったミニバンとして売れるかも知れませんが、それにスペシャリティ軽の代名詞「セルボ」の名前を付けるのは納得が行かない感じですね。
最大瞬間評価(目一杯ひいき目で見て)2
前記したようにセルボモードはインチキだと思うので、実質2年間しか作られなかった3代目セルボ以来16年振りの、本格的スペシャリティカー復活となったわけですけど、残念ながらあんまりスペシャリティを感じさせません。ライバル車はダイハツソニカ、スバルR1辺りだと思いますが、その中で一番「只の軽ミニバン臭」を感じさせるアカ抜けないプロポーション、デザインだと思います。特にスズキとしては大変自信が有るらしいリア周りのデザインが、実に線が多くて猥雑に見え、なんだか数年前の韓国車に見えて仕方ありません。
全高低めのソニカ、リアウィンドーを思い切って寝かしたR1。共に見るからに只の軽自動車とは思わせないモノがそのプロポーションから伺えます。だけどセルボのそれはシルエットだけを見たら所詮ワンモーションミニバンでしかありません。適当にお面とお尻をいじって派手な姿を装っていますが、その実、スズキのいつものコスト優先主義、バカな日本人にはそこそこのモノで充分主義なやる気の無さが感じられます。
結局スズキは、箱のワゴンR、可愛いMRワゴンそして派手目なセルボと軽ミニバンの作り分けがしたかっただけなのかも知れません。そう言う意味ではSUV方向に振ってはいたが、遙かにKeiの方が「スペシャリティ」だったと思います。目先の変わったミニバンとして売れるかも知れませんが、それにスペシャリティ軽の代名詞「セルボ」の名前を付けるのは納得が行かない感じですね。
最大瞬間評価(目一杯ひいき目で見て)2
by sarorac
| 2006-11-14 14:17
| スズキ