→ライフログにも有るようにおいらは、夏帆主演映画「天然コケッコー」が大好きなわけで。基本、邦画で青い映画が好きな人なので、と言うか邦画で青い映画しか見ない人なので、そんな青そうな映画の主演が、ケータイ刑事以来メロメロな夏帆と来たら、見に行かない理由が無い。ってな感じで見に行き、ドはまりし、原作全巻初版で揃え、始めて買ったDVDも初回特典版で購入する有様でした。
そんな夏帆主演映画第三弾は「うた魂♪」。テーマは合唱!映画の予告編で「01年シンクロ」「04年ジャズ」「06年フラダンス」と出るので解るように、何番煎じ?てな感じで基本的には「スウィングガール」な雰囲気。劇場まで見に行くか悩んだんだけど結局断念。で、ようやくスカパー!で見れることになって久々の青い映画感想文ですよ。
これ多分、劇場で見ていてもお金を損したとは思わなかったと思う。単純に面白かったと思えるし、萌え萌えポイントも山ほど。あと、学生時代演劇で仲間と何かを作り上げる達成感の心地よさを思い出しましたよ。もちろん見終わってから頭の中にはMONGOL800の「あなたに」が延々ループしてます。ただなんつーか惜しい。色々惜しい。そんな映画でした。
でも夏帆好きなので、取りあえず夏帆の良かった点から(笑)。やっぱりね。ブス顔が良いわけですよ。特に50点〜70点ぐらいの御容姿のお嬢さんを愛でるおいらとしては、抜群のブス顔ドストライク。ブス顔こそが、この作品のキモとなるわけだから、これが出来ていないと話自体が成り立たないわけで。そう言う意味では夏帆がブス顔出来てる段階で、作品としては半分は成功してると言えます。
合唱中の陶酔ブス顔が良いのは当たり前として、片想い男子の事を妄想して、ふわふわしている時のブス顔も良いし、自信失ってゴリに説教される前のブス顔とかも素晴らしい。基本目の下クマ子なんで、普通にしててもブス顔じゃん?って声もあるけれど、やっぱり自信を持ってブス顔やりきってる感が心地好い。天然コケッコーに続き、夏帆はブス顔してこそ輝く存在だと思います。
では、惜しい点をガンガン行きます。
まずこの映画のもう一つのキモである「合唱」。これの出来が物足りない。なんつーか「圧力」がでんでん出てない感じ。学校の合唱会とかのレベルでも、上手いクラスって、声による「圧力」が凄いじゃない?合唱の何に感動するかって、ハーモニーとかの上手さキレイさより、一つのモノを大勢で作り上げてる「圧力」だと思う。それがこの映画ではあまり伝わってこない。
夏帆達の七浜高校、ゴリの湯の川学院共にそうで、特に男性の合唱のビリビリするような凄さが全く感じられないのが残念。キャストが揃ってから合唱の特訓をして、あの合唱シーンを撮り上げたらしいんだけど、それって必要だったのか微妙。確かに学生時代に友人と共同で何かを作り上げる達成感みたいなモノを、映画の画面上からにじみ出さす為には、合宿などをしてキャストの一体感を生み出すってのもありかも知れないけれど、いかんせん付け焼き刃な感じで終わっちゃってる。
夏帆と部長、ゴリ以外は別に重要なキャラじゃないんだから、それ以外のキャストはバリバリの合唱部員を集めれば良かったのでは?映画の完成度を取るか、リアルさを取るかってところだけど、コメディで話が進行する中、合唱部分の出来が良くてこそ、そのギャップが感動を生み出すわけだから、完成度にこだわって欲しかった感じ。
続いて。
間寛平いらない。ここにお笑い芸人をキャストとして放り込む理由がわからない。コメディだから良いと思ったのか?ゴリがゴリで無く、湯の川学院権藤を演じれてるのに対して、間寛平は間寛平でしか無く、いつカイーノとかやるかと作品に集中できなくなる。つーか短パンの脇から横チン見えそうでドキドキしっぱなし。あと最後の合唱シーンで公会堂みたいな所にペット連れて入ってるのも萎え萎え。間寛平のせいじゃないけど、ペット飼ってる人の不見識みたいなのが見えちゃって、一番感動出来るシーンなのに残念。
CGいらない。別に通常のサケの映像でいいんじゃない?なんかあそこだけ浮いていてキモチ悪い。ゴリ達が改心した後の「僕が僕であるために」の時のバカな振り付けもいらない。その後のヨシキ失神もいらない。コメディで話は進んでいても、合唱部分はシメようよ。
憧れの君、もう少し格好良く出来ないか?顔とかの造形は悪くないんだけど、生徒会シーンが無いので、ただの頼りないカメラヲタにしか見えません。あれに夏帆も岩田さゆりも惚れる説得力がない感じ。ナレーションで人物設定説明してるけど、それってマンガ持ち込みに行って編集に真っ先に注意されるとこでしょ?絵で説明しないとダメなのは、マンガも映画も一緒かと。
ラストは萌え萌えポイント。
多分多くの人は気持ち悪いと思うだろうけど、唄ってる時の夏帆の手の動きが萌え。上腕は体に密着してるのに、肘から先が漂う感じ?それを手の白さと長さが強調していて萌え萌え。
実は夏帆以上にドストライクだったのが、部長役の「亜希子」。空回りする学級委員的部長感と言い、160オーバーの夏帆に対してほどよい小ささ。そして大人になるとあり得ない手足の棒感(←変態)が素晴らしい。ラスト薬師丸ひろ子と交代して指揮をとるシーンでの、観客側を向いて指揮する時の棒感と来たらもう萌え萌え。
さらにピアノ伴奏役の「徳永えり」のもっちり感も萌え。基本もっちりには興味無いんだけど、ピアノ弾いてるシーンの腕のもっちり感が、富田靖子を彷彿させるもっちり感。ああ、あぁピアノやってる子ってこんな感じこんな感じ。な印象で萌え萌え。
あと金八ヤヨ役の時はピンとこなかった岩田さゆりが、こう言うひねたいじめっ子役やると輝くってわかったのは収穫。正当派美少女路線じゃないよね、売り方。
つーわけで、十分に萌え萌え出来、おさーんになっても失わない青い感じも確認出来、なかなか満足できました。返す返すも合唱の圧力不足が残念。あ、久々に唄ってる薬師丸も良かった感じ。